名前、住所の捜索

前の話に関連して、もひとつ不思議なことを。

警察も当てにならず、身元不明患者の所持品を丹念に探していくと、
世の中には結構変な人がいるんだということがわかる。
何故か、免許証を持っているのだが、
顔も年恰好も患者とは全くちがうことは意外とある。
2枚、ちがう名前の免許証を持っていた人も何人かみたことがある。
なんのために、他人の免許証を持って歩いているのか不明である。

また偽名を何個か持っている人って意外といる。
貯金通帳、ビデオレンタルカード、ポイントカード、
果ては消費者金融のカードなんかで
微妙にちょっとずつ名前が違っていて
どれが本名かわからない人って
思っているより多い。

すごかったのは、財布を2つ持っていた人。
救急者で運ばれて来たのは若いおにいさんだったのに、
彼の持っていた1つの豪華な財布に入っていたのは
70歳台の人の免許証、保険証、
ゴールドカード何枚かと現金20万円以上だった。
これは後で、そのお兄さんが盗んだものと判明。
その人は、逃げる途中だったのか
走ってきた車に自分から飛び込んでしまったらしく
ほぼ即死状態であった。

突然、不慮の事故にあって現場を混乱させないために
なるべく財布の中には人の免許証とか保険証、
偽名でとったビデオレンタルカードなんかいれとかないようにしましょ。
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by decoppati | 2004-12-18 13:29 | 脳外科の仕事
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