患者さんとのつきあい

ドラマなどでやってるように大病院で普通の患者に
院外でまで付き合う奇特な医師は少ないだろう。
患者さんと病院外で友人のように付き合うことには違和感がある。
患者さんのほうはいろいろ言ってくるものである。
大抵、手始めは「お礼にお食事でも」ということだ。
あるいは患者の経営する飲食店などへ「お遊びに来てください」など。
私自身はこれまで完全に避けてきた。
私は人の太鼓もちなどしたくない。

男性医師でこういうのを好んでする人も多い。
この場合、彼らが付き合うタイプの患者は限られる。
裕福な人、なんらかの便宜を供与してくる人、芸能人である。
間違ってもその他の人々に院外でまで関わることはない。
あまり露骨で打算的な振舞いは周囲を当惑させる。
一緒に食事、または飲みに行って会計を持ってもらったり、
子供の受験の世話をしてもらったり、
交通事故をもみ消してもらったり(昔の話)、
ゴルフや旅行や釣りに行って楽しませてもらったり、
風俗店で楽しませてもらったり、
芸能人女性と付き合ったり、飲みに行ったり、遊んだり。
その見返りだかわからんが、
彼らからの頼みごとを万難を排して、遂行しちゃうわけである。
とばっちりが部下にまで及んで迷惑なことがよくある。
彼らの予定に合わせるために、
なぜか他の患者の予定を変更させられたり。
時間外にやってきた軽症の彼らに対応させられたり。

刹那の楽しみもいいが、まるで御用聞きである。
まあ、芸能人や格闘技の世界で顔と名前を売ったりすると
いろいろ宣伝にもなって仕事が舞い込んできているようだが。

ちなみに、クリニックや田舎の病院などでは状況が異なる。
日常生活の場が患者の生活圏と合致しているので
院外で付き合わないわけにはいかない。
これはこれで目がうるさかったり、
監視されているようでまたいろいろあるのだ。
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by decoppati | 2005-08-07 12:38 | 男性医師の生態
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