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男性は車が大好き。
これは女性の車好きとは全く意味が違う。
一般的にいうと、男性にとっての「車」は
女性の「コスメ」「ジュエリー」「ブランド」ってやつのような感じだと思う。
(もちろん例外あり。わたし女でもいずれも興味ないし。)
「車」っていうお題だけで延々と話していることができる。
相手の事情を全く勘案せずに、趣味を押し付けたりする。
(オートマしか運転しない女性にBMWのマニュアル車を勧めたり。)

国産のセルシオなんかも人気があるが、
(セルシオならフル装備で乗るのがなによりの自慢)
若い男性医師が愛しているのはダントツでBMWだろう。
レジデントから講師まであらゆるBMWに乗ってらっしゃる。
ほか、ポルシェ、メルセデス、ジャガー、レンジローバー
といったところがかなりメジャーだが、
イギリスに憧れてミニ好きなんてのも意外と少なくない。
清原みたいにフェラーリやベントレー乗ってる人は
普通のしがない病院勤務医ではまず居ない。
実業家や美容整形外科医、開業医の裕福さは別世界である。
裕福な実家や嫁さんの親の財力の存在を印象づけるだけである。

それはそうとして、車に関する医局の男性陣の言動。
1. コンバーティブル(オープンカー)は
   看護婦が乗りたがるからおいしいと力説、
   「ベンツじゃなくてフォルクスワーゲン程度でいいんです、
   どうせあいつらにはわからないんだし」とか言って
   自分の車の趣味を置いてけぼりにしても、
   もてることだけを優先する意味不明の輩。

2. 新しい車を買った後輩の車をわざわざ見に来て、
   ちびちびとけちをつけつつ、誰も尋ねても無いのに
   「俺だってこのぐらい買えるんだけど家族がいるからなあ」とか
   場にそぐわない言い訳を始める年かさのいった輩。
   
3. 同じメーカーの車でも後輩のほうが排気量が大きかったり、
   ターボがついてたりすると、さあ大変。
   「大体、日本でアウトバーンも無いのに
   そんな排気量(ターボもしかり)は要らないって。」
   とか妙な負け惜しみを連発してその場を白けさせる輩。

4. マンション買ってローンでピーピーしてるのに、
   奥さんにせがまれてBMWを購入、
   更なるローンで小遣いを毎日のお昼代500円に切り詰められ、
   後輩に御馳走はもちろん、付き合いもままならない情けない輩。

とかとか。
みんなの自己顕示欲は大体、車と女に集約される。
どっちも連れ歩いて見せびらかすか、
置いておいて静かに誇らしげに人に見せるか。
どっちも人にはまず貸さない。
by decoppati | 2005-09-11 00:09 | 男性医師の生態
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