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看護婦さんと間違えられても気にしない

田舎の病院などでは、面白いことに、
女性医師が見た目でまず、医者だと思われることが少ない。
大体、病棟にいると「看護婦さーん」と声をかけられる。

言った人がばつが悪い思いをしないように、
なにも言わずに、用事を聞いてみる。
簡単にできることなら、ちゃっ、とやる。
おしっこだ、うんちだ、食事介助、清拭などなら、
「もっと介助うまい人を呼んできますねー」
といって、看護婦に伝えるようにしている。

後で医者だと気づくと、こちらが恐縮するほど謝られることも多い。
患者さんや家族にそう見えないのだからしょうがない。
時間があれば間違えられたときぐらい、
看護婦さんの仕事の肩代わりをするのも面白い。
医師免があるかぎり、人にどんなふうにみえようが、
医者であることには変わりがないのだから、
憤慨する必要など全くないと思う。
by decoppati | 2004-12-04 00:54 | 脳外科の仕事
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