当直室にお化けがでる?

お化けをみたとかいう人は医者でも医学生でもよくいる。
古くは大学の校舎や寮に深夜や明け方、
白い装束を着たおばあさんの幽霊がよくでて
階段を2段抜かしで登っていたのをみた、とか、
よくそんな話を聞いたものだ。

男性でもお化け、霊、金縛りなどの話をしたがる人がよくいる。
田舎病院に行くと、トイレから煙が出てたとか、
大体御札がそこらじゅうに張ってあること自体おかしいとか、
展望の良い上階から墓場が見えるので頻繁に人魂をみるとか、
当直室の中の小さな三角のスペースにおばあさんが座っていた、とか。
当直で行った際に、私を除く全員が金縛りに合って
医局内で名物となっている病院もある。

金縛りってただの筋肉疲労なんじゃないのー、と
全然意に介していないわたしだけに霊も見えず金縛りもなく、
みんなから小馬鹿にされていた。

それよりなによりもっとすごいのは、
わたしのときだけ、朝目が覚めたら、
ほんもののじいさん(受付のパート)が
当直室のベッドの脇に立っていて、
こちらの顔を覗き込んでいたことである。
これが本当の「驚愕」・「恐怖」であって、幽霊の比ではない。
だって、鍵を閉めた当直室で寝てて、
朝、布団の中で目を覚ましたら
なぜか目の前にじいさんの顔があるのだ。

なんですか、と聞いたら、ごにょごにょ言いながら
何もなかったように、のそのそと出て行った。
はっきり言って、この金縛り病院で2回以上、こんなことがあった。
だから他の人の金縛りってのも、
実はそのじいさんが上にのっかってるのかもしれない。
みんな目を開けないでいて、
真実がわからないのかもしれない。
なににせよ、なぜそのじいさんが
部屋に忍び込んでいたのかわからない。
目的は、金か、ボケか、色欲か?
その頃、時計をなくしたことがあったのだが、それもそうかも。
変なことされた覚えはないが、一回じいさんに忍び込まれてから、
鍵かけててもちゃんとした格好して寝るようにしてた。
ただ寝顔がみたかったのか?

他の誰もがその病院でそんな体験はないという。
そういう意味でも、当直に来る初めて、或いは唯一の女性なんて、
変に興味をもたれてしまったりする。
身の回りには注意!
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by decoppati | 2005-01-14 16:49 | 脳外科の仕事
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