まあ、なんの仕事でもこの時期忘年会はつきものだろう。
やっとひと段落したものの、 わが脳神経外科は仕事柄、関わる病棟や部署が多く、 どこの病院に居ても参加を求められる忘年会の数が多い。 救命病棟、術後重点病棟、後方病棟、脳外科病棟、 放射線科、小児病棟、手術室、救急外来、 病院全体、病院医師のみ、大学医局などがそれで、 真面目に行ってたら都合10個以上となる。 当科では冬は患者も手術も増えて、繁忙期にもあたるが、 義理も欠けないので、みんなで手分けしてでることにしてる。 最低何回とか決めて、 ウチの科の人間が行かないところがでないように配慮しつつ、 強制的に参加せざるをえない。 大体、忘年会の参加費も馬鹿にならない。 昔は「医師20000円、看護婦ただ」とか 「医師10000円、看護婦2000円」とか、 あったりまえのように書いてあったものだ。 (男性女性って表記してあったことも多かった。 もちろんわたしは男性料金を払ってた。 今は医師に他科では女性が増え、 看護師と呼ばれるようになったほど看護する男性も増えたが。) 今でも忘年会の相場は6000-20000円といったところか。 医師は沢山払わされるうえに、 看護師たちの好きなようにしょうもないゲームの肴にされたりする。 会が始まってまだなんにも食べてないのに 病院から呼び戻されることなんてよくあることだが、 払った金はもちろん返ってこない。 飲兵衛で女好きには最高の宴だろうが、 あほなゲームでしらける人には苦行である。 参加費はdonationのつもりじゃないとやってけない。 年数があがるにつれて、 無言の圧力で看護師側のしょうもないゲームを排除したり、 気を使ってもらえるようになったのはせめてもの救いである。
by decoppati
| 2005-12-26 07:14
| 脳外科の仕事
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