学生のときできないと思いつめていた事柄

学生のときには、きっとできないと思いつめても、
意外と医者になってみると平気になることがある。

朝起きること。
これは学生のとき、大の苦手であった。
しかし、仕事を始めてからは、
必要に迫られて自ずとできるようになった。
今でも早起きは苦手だが、
それでも学生のときのように寝坊していいわけがなく、
いやいやでもとりあえず起きて病院に行くことはできる。
当直明けでも朝から働くことなんか、
訓練でできるようになるものである。

何日も病院に泊まること。寝ないこと。
学生実習で、救急病院に1週間泊まって実習したとき
睡眠がとれないことがとても苦痛だった。
これがずっと続くなんてどうやってできるのかな、
と思っていた覚えがある。
これもやってみると、文句いえる立場でさえなく、
いきなり日常になってしまうので平気になる。
むしろ、仕事で寝ないのに慣れてしまうため
家に帰れるときには、妙に貪欲になって、
あれもこれもしたいことの限りを尽くすようになる。
楽しいことで寝不足なのは、全く苦にならない。
そうしなければ、
人生なにが楽しいのかわからないので仕方がない。
あと、外国に行っても全く時差ボケしなくなった。

食事が満足にできないこと
これにもある程度、慣れることができる。
しかし、はっきりいって、血糖が落ちてくると、
集中力がなくなり、気力もなくなり、いらいらしてくる。
そういうこともあろうかと、
ラクダのように食べられるとき食べるようになる。
ま、そう思って、なにもなかったりすると太るだけだが。
また、集中治療室の片隅にキャンディやキャラメル、チョコなどを
忍ばせて置いて、空腹の時に食べると効果絶大である。
へろへろになっていれば、
看護婦さんが食べ物を何かしら与えてもくれる。
悪びれずに御馳走になればよい。
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by decoppati | 2004-12-08 00:46 | 脳外科の仕事
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