看護婦さん.1

大学の医局に属しているため、
関連病院や関係施設が多く、
これまで働いた病院は非常勤も含めると10箇所をゆうに超える。

脳外科の場合、病院に束縛される時間が非常に多いのが常であり、
どこに行っても、人間関係は良いに越したことがない。
本当に幸いなことに、人間関係という意味で、
これまで看護婦さんからイヤな目に遭わされたことがない。

しかし、最初の頃は興味深い体験が多かった。
どこの施設に行っても、脳外科で女の医者を見たことがないといわれ、
初日には、看護婦さん達が遠巻きにしらっとみているのだった。

そのうち1週間もしないうちに
彼女たちの方がみるみる変わってくる。
だんだん自分の周りに輪ができて、
みんなが親切にしてくれるようになる。
いろいろサポートしてくれるようになる。
よく彼女たちに言われるのは、
「先生には本当に頑張って欲しい。
 女でもできるってことを男たちに見せつけてやってください。」
ってことだ。いい意味で連帯感があるらしい。
嬉しいことだ。

それでも、ここで気をつけなければいけないのは、
プライベートで仲良くすることと、
仕事の時とは全く別だということだ。
それがお互いできてこそ、プロだ。
やはりお互いを本当に意味でリスペクトし、
公私混同せずに、言いたいことを言い合えるのがベストであり、
それが更にはいい仕事につながるのである。
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by decoppati | 2004-12-16 02:25 | 脳外科の仕事
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