2004年 11月 27日 ( 3 )

女性の入局

最近では、脳神経外科にも段々女性が増えてきて、
今ではどこの大学でも女性を採用しているように思う。

私の入局する頃は、
まだ女性を入れていない大学が多かった。
私のところもそうだった。

すでに他の大学では10年ほど上の女性が数人活躍していた。
世代が違うのでなんともいえないが、
ちょっと我々の世代とは違った感じで、
今でも違和感がある。
学会ではおっさんたちのなかで、
帽子までかぶって着飾ってひらひらしていて驚いた。
おっさんに囲まれてアイドルみたいになってた。
普通にスーツ着て、落ち着いて居ちゃいけないのか。
ただでさえ、女性だというだけで目立つのに。

私のところでは、
医局の上層部が
どうやら他大学にいたそのアイドル女医さんに憧れたり、
アメリカ人教授の「女医さんはいますか?」
という問いに答えるべく、
なぜか唐突に私の代から女性の採用の門戸が開いた。

どういう経過でも、
とりあえず入局できることに決まったのだった。
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by decoppati | 2004-11-27 01:33 | 脳外科の仕事

「食堂に弁当を持っていくようなもの」とは。

医局から命じられて、
遠くの赴任先に6ヶ月から1年行くことがある。
この際に、嫁さんや彼女を伴っていくことを、
同僚たちは
「食堂に弁当を持っていくようなもの」だと評する。

そのこころは、
赴任先の病院では、看護婦や事務員、若い病院医療作業員を相手に、
男性医師が入れ食い状態でしたい放題だから。
遠方の赴任先では、むしろ結婚してる方がもてる。
お互いに後腐れがないからだ。

そのためには、嫁や彼女は本拠地に置いておいて
単身赴任するのに限るらしい。
そうやって寂しそうな顔を作って家を出て、
笑顔で竜宮城に向かうのだ。
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by decoppati | 2004-11-27 01:12 | 男性医師の生態

なぜ脳神経外科に惹きつけられたのか

勧誘の件はともかく、
学生の時に脳神経外科に惹きつけられたのには理由がある。

脳や神経、その機能に興味があった。

救急医療の要素が多分にある。

③気性からいって、
 起承転結のはっきりしている外科系に向いてそうだった。

④外科系のなかで考えてみると、
 同じ患者を発症から治療まで一貫して診られる外科
 面白そうだった。

 胸部外科は直接かかる患者より、循環器内科や呼吸器内科からの
 紹介が圧倒的に多いように思った。
 一般外科も、消化器内科や一般内科からの
 紹介患者を手術する印象が強かった。
 乳癌などもちろん例外もあるが。
 いずれも検査などひとしきり終わって、
 大体の疾患の目星がついていて、
 治療のために外科に廻されてきてるような印象があった。

 初診の患者に必要な検査を選び、
 結果を吟味し、精査を加えて自分で診断して、
 治療を選択して、外科的治療が必要であれば手術し、
 術後管理をし、退院まで面倒を見るタイプの外科。
 他に小児外科、整形外科、耳鼻科、産婦人科、眼科、
 泌尿器科などが挙げられる。

 そのなかでマイナー系にはあまり興味はなかったし、
 上の①②を併せ持つのは脳神経外科しかなかった。

この仕事をして早いものでもうゆうに10年を超える。
すでに専門医になって数年経ち、博士号ももらった。
今でもこの自分の選択は正しかったと思う。
今でも脳神経外科に興味は尽きない。
(なのに、ちょっと勉強をさぼりがちである。反省。)
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by decoppati | 2004-11-27 00:24 | 脳外科の仕事