2005年 02月 05日 ( 3 )

医療従事者の人権って?

堅い話をするつもりはないが、
新聞、ニュースなどで患者の権利の話は花盛りだが、
逆に医療従事者の人権の話はとんと聞いたことがない。

処置をしたり、手術をする際に患者さんには
感染症のチェックを受けていただくものである。
第一には他の患者に感染症をうつさないため、
そして、術者や血液を扱う医療関係者に
うつらない工夫が必要なためである。
感染症の患者さんの処置や手術の後は特に念入りに消毒をする。
通常チェックする感染症というのは、
梅毒、B型肝炎、C型肝炎の3つである。
HIV, ATLのような命に関わる感染症も問題になっているが、
特にHIVは本人などの了承がないと調べることができないこともあり、
必須の検査には入れられず、緊急で調べることはまずできない。
ということで、もしHIVの患者がいても知るすべがない。
手術や処置の際、誤って使った針を刺してしまったり、
血しぶきが目に入ったりすることは往々にして起こるもので、
そういったときに殉職みたいに感染する可能性は残されている。
もし感染症と知っていれば、ゴーグルをするとか手袋を2重にするとか
ことさら血液や体液との接触に注意することができるのだが。
患者さんの人権の前では、医療従事者の人権は軽い。

また病気で前後不覚になった人、泥酔した人、
もとから精神を病んでいる人、乱暴者など、
患者にはいろいろな人がいる。
そういう人たちが
医療従事者を殴りつけたり、蹴っ飛ばしたり、
つばを飛ばしてくる、
怒鳴ったりわめき散らすなどは日常茶飯事である。
病気だから仕方がないわけで、
なにをされてもまじめに目くじらを立てることはできない。
しかし、なかには患者の人権をふりかざして、
こちらが反撃できない立場であるのを逆手にとって、
乱暴狼藉の数々をしにくるとんでもない人もいる。
そういう人は病気のためでなく、
もとからそういう気質の人なのだ。

ちょっと殴りかかられたぐらいで
「公務執行妨害」で逮捕できる警官がうらやましくなる。
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by decoppati | 2005-02-05 21:10 | 脳外科の仕事

仲人に払う謝礼

昔は結婚式を一流ホテルで200人も招いて盛大にやる人が多かった。
大体、親の関係の招待客が多いわけで、
政治家、芸能人など、知ってる限りの著名人を呼んで競っていたようだ。
そんな時仲人を依頼されるのは新郎側ということで
大抵、大学の脳神経外科講座の教授である。

多分、教授というのは仲人の謝礼も大きな収入源なのだと思う。
十数年前には、その相場が50万ということを聞いた。
その前は30万だったらしいが、
誰かが結婚するときにゴージャスに50万出したため、
そのあと結婚する人からは50万ださざるを得なくなった。
まあ、教授が要求しているわけではなく、
慣例として相場がつり上がってしまったということらしい。
ぶつぶついいながらも、新郎となる人たちはどうにか納めていた。

そして10年ほど前に、実家が裕福なある先輩が結婚するにあたって、
なんと謝礼を100万円納めてしまった。

さあ大変なのは、その後結婚する人たちである。
結婚費用だけでも大変なのに、
仲人に100万円というのはそうそう払う気にならない。

というわけで、
それ以降、仲人を立てて結婚することは皆無となり、
時代の風潮に乗っているようにみせかけつつ、
レストランウェディングや親族だけの地味婚ばかりになっている。
教授には、ご愁傷様としかいえない。
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by decoppati | 2005-02-05 14:00 | 男性医師の生態

スッチ-との合コン、結婚

男性陣の楽しみといえば、合コンである。
一番気合を入れて行くのは、スチュワーデスとの合コンである。
(いまはキャビンアテンダントと自称しているようだ。)
逆に女の立場で言えば、スッチーなら同じ合コンでも
大金を持ってて暇もある実業家やどっかの御曹司など、
もっといい相手との機会も沢山作るんだろうから、
金なし暇なし女癖悪の脳外科医なんかを相手にするなぞ
時間の無駄な気がする。
大体、パイロットだって年収が医者の倍以上いいし。

とにもかくにも、未婚者も既婚者も(もちろん未婚という触れ込み)
合コンにいそいそと出かけていく。
スッチーと結婚する医者の披露宴には
いつになく万難を排して出かけていって、
新婦の同僚と知己を得ようとする。
ちなみに意外といつもその帰りは不満顔で、
 「結構あの奥さん根性悪いぜ。
 スッチーだからそんなはずないのに、
 自分よりきれいな娘は呼んでなくて、
 結局新婦が一番ましだったもん。」と口々にいう。
スチュワーデスというのは、男性から見て素人女性の中では
最大級の金星のようである。
その価値観がわからないと、先輩を憤慨させてしまうこともある。

・彼女がスッチーなのでJALの限定版のカレンダーを持ってると
 自慢されても、別になんの変哲もないカレンダーなので
 「ふーん。」としかいえない。
・結婚することになったら、彼女の最後のフライトには
 新郎が花束を持って搭乗するしきたりなので病院を休むと聞いて、
 「なんだそりゃ」といってしまったり、
・国際便のスッチーと結婚した医者が、
 国内便のスッチーと結婚した医者のことを露骨に見下して
 したり顔で話すのを聞いて
 「どっちでもおんなじじゃないですか」と答えてしまったり。

やっぱり、若い子達は価値観はどうあれ、男界の流儀として、
「すごいですねー。」とか「さすが。」とか言っているみたいだ。
スチュワーデスも大変な仕事とは思うが、
どうにもそこまで思い入れがない。
だって、高校の同級生でも、高校生のときに整形したり、
なんとも「うーん」っていう子たちが何人もスッチーになってるから。
この話題にはいつも苦慮する。
やっぱりどうしてそこまで入れ込むかはわからない。
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by decoppati | 2005-02-05 13:35 | 男性医師の生態