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カテゴリ:女性のハンディ( 20 )

どこからが問題?

看護師さんたちをみていると、
自分の体を患者に密着して看護行為を行う必要があることが多い。
入浴や体位交換、着替え、車椅子へのトランスファーなど。
患者さんの手を自分の首にかけて抱きかかえることは当たり前。
しかも彼女達は職務に忠実に笑顔でそれらを行うわけで
本当に頭が下がる。

わが国の習慣として、
一般の生活で赤の他人に体を触られることはないわけで
わたしはといえば、そういうのが苦手なのである。
中年以上の女性でよくみうけられる現象で
自分の症状を説明するのに自分の体で指差さず、
突然、わたしの体のいろんな部分を触って説明しようとするのだが、
これでさえ本当に気持ち悪い。

こういう場合、
自意識過剰になってはいけない、と
己を諫めなければいけないような気風が医療現場にはある。
が、反面、こういうときに乳房を揉んできたり、
必要以上に積極的に密着してきて、
明らかに恍惚となっている男性患者も当然少なくないわけで、
やはり、こういう下品な攻撃には極力会いたくない。
巷では路上で胸揉んだり、
服の上からでも股間や太もも触ったりすれば
軽犯罪になるようなのに、病院のなかはなぜか治外法権に近い。
「外交官特権」ならぬ
「患者特権」があるかのように感じることが本当は多い。

はっきりしておきたいが、
病による意識障害や精神障害、症状のためにこうなる人は別である。
彼らは病気であって、真面目に憤る対象ではない。
ただ、問題なのは、病との直接の因果関係なく
「患者特権」を振りかざす恥知らずな人たちなのだ。

品のない下ネタ関係の質問や
陰部の露出攻撃など、
巷でセクハラといわれるような例を挙げたらきりがない。
これらに憤ることなく、
笑顔のままやんわりとやり過ごすものだというのが
気味の悪いことに病院内の不文律なのである。
看護師や医師を含めた女性スタッフは風俗嬢ではないし、
そんなあしらいスキルは覚える必要すらない、と思う。

病院はなぜ、サービス料をもらっているわけでないのに、
それほどまでにサービスに徹しなければいけないのか。
嫌な思いをするのは病院上層部ではなく、
直接の被害者から上層部へはその深刻さが伝わりにくい。
病院の中でこの問題にきちんと携わる部署を作って、
明らかに問題のある患者に対して常に毅然と対応し
あくまで患者が変な行為を中止しない場合は
診療を拒否する必要があると思う。

最近は「ドクハラ」というのが声高に叫ばれていて、
いろんな事例が紹介されているのをときに目にする。
酷い例もいろいろあるのだろうが、小さなことでも
がんがん告発できるし警察関与にして調べてもらえるようである。

一方の医療関係者側、
どこの病院でもどこの部署でも、毎日相当のセクハラを受けてる。
男性スタッフに対してだって、
気味の悪いことをいってくる女性患者もいる。
ストーカー患者に悩まされてる男性医師も決して少なくない。
よっぽど強姦未遂、殺人未遂ぐらいまでいかない限りは
じっと我慢の子で耐え忍ばざるを得ないというのは
誰も察してくれないが事実なのである。
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by decoppati | 2006-07-10 00:49 | 女性のハンディ

病院の中の温度管理

いつも飛行機に乗るとあの乾燥のなか
長時間仕事をする人の苦労はいかばかりかと察する。
まあ、そこまでいかないが、
病院の中で日常的に半ば軟禁状態でおかれる身としては
温度/湿度管理も気になるものである。

基本的に病院というのはセントラルヒーティングであり、
オールシーズン適温で保たれているものである。
が、しかし!
どこの病院でも多かれ少なかれ真実だと断じるが、
それは患者のいるスペースの話であって、
患者のいないスペースの扱いは極めて悪い。
天と地ほどの違いがある、と思う。

医師の当直室の空気の悪さったらないし、
(おまけに病院と思えないほど不衛生)
管理部門の廊下、医局、夜の外来などで
エアコンディショナーが効かない(切ってある)のはよくあること。
冬は寒く埃っぽく、
夏は暑い、蒸し暑い。
なまじっか送風だけしてあって乾燥する。
まあ、昼間だけ医局でエアコンが使える病院もある。
それも考えようで汗っかき太め医師などに21℃強風などに設定され、
夏にもかかわらず極寒に震える羽目にもなる。
これはどこの職場でもそうだろう。
OLと同じように女性はブランケットやパーカーなど常備している。
男性は乾燥に強いのか気にしないのか、うらやましいが
(脂ぎってるから大丈夫なのか?)
乾燥にはエビアンのでかスプレー、気休めに常備。

それより根源を断ち切るには、
エアコンコントローラー上げ下げの仁義無き戦いに参戦することだ。
寒い設定になってるのに気付いたらすかさず
24-5℃弱風など万人にとっての適温に変更。
でぶな下級生が赴任してきたら、釘を刺しておくのも重要。
そのうち目で制するだけで下げられなくもなる。
しかし、リラックスできる少しの時間に
こんなことに労力をとられるなんて癪にさわるわけである。
こんなささいなことも我慢しない性分が一番問題か。
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by decoppati | 2006-05-23 00:40 | 女性のハンディ

花の色はうつりにけりないたづらに……

「わが身」ももちろんだが、
人間誰しも容姿は嫌が応でも変遷し衰える。
男性でも女性でも老化による衰えは同じはずだが
女性は特にそれを敏感に気にするものである。
はげてでぶになって10年前とは大違いになった男性でも
目の下にちょっとぐらいクマができた女性が鬱々とするのに対して
概ねおおらかな気持ちで生きているようにみえる。

男性優位の医療現場では
若い女性でありさえすればまず美醜を問わずちやほやされる。
当然女医へもその傾向はあるものの
男性医師の看護師に対する評価ほど露骨ではない。

若い看護師がかわいかったり美しかったりすればもちろん、
まあたとえ面相がいけてなくても、
新人に近いほどとにかく構われる。
ゴルフ、テニス、スキー、フットサルなど
医師の主催するスポーツへの参加を要請されたり、
野球の応援に駆り出されたり、
いちいち近況を聞かれたり、メールのやりとりをしたり。

しかし、花の命は短くて・・・・
こういうちやほやは長くは続かず数年で、
医師の関心はさらに若い看護師に移っていくのであった。
ついこないだまで蝶よ花よといわれておだてられていたのに、
お誘いがかかなくなり、話に乗ってもらえなくなり、
挙句、「おばさん」呼ばわりされるようになったりする。
(もちろん、よっぱどの美人や気立てのいいタイプの看護師で
 年取ってもちやほやされてる例外だっているが。)

新人達はちやほやされ、
上の看護師はそういう意味では相手にされなくなる。
こういった構図はずーっと昔から脈々と続いていて、
どこぞの婦長などが昔はかなり医者と遊び狂ってたという話もよく聞く。
ちやほやされたものははしゃぎ、
それを苦虫を噛み潰した思いでみている人もいる。

これがまた、看護師内の年功序列を乱すことも多い。
先輩看護師が注意しているそばで、
医師が通るといきなり泣いて見せる子もいるし、
通りがかりの医師がその先輩看護師をとりなして
「かわいそうに〇〇ちゃん」とかいって慰めたりしてしょうもない。
しかし、因果は巡る。
その泣いて見せてた新人が、
ほんの数年で注意する先輩看護師となって
同じ場面で同じことをされるところを目の当たりにすると、
なんともいえない寂寥を覚える。
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by decoppati | 2006-04-29 17:50 | 女性のハンディ

収入の格差が気になる?

一概には言えないが、
一般的に医師はもちろん、看護師も
若い女性の中では高給取りということになるようだ。
その傾向は特に田舎に行くと顕著らしい。
地方の病院などに赴任しているときによく聞いたのが、
女性看護師の恋愛に関する愚痴で、特にお金に関することである。
知り合う男性の収入が低いのを気にしている人が多かった。

車がしょぼい、食事に行くところがしょぼい、
デートにいったりホテルに行っても良くて割り勘だ、
挙句、金をせびられた、大金を貸している、など。
片や、職場での男性医師の派手な生活を垣間見て
比べる気持ちもあったようだった。

世の中だらしない人もいるから、
もともとお金引き出そうと近づいてくる人もいただろう。

ただ、人間性はお金では量れないわけで、
相手のいろいろなところが本当に気に入っているなら
収入の格差はクリアできるように思う。
文化価値が違うもの、料理、旅行、買い物などは
一緒に楽しめる他の人といけばストレスもない。
お互いにそれに対する寛容があれば大丈夫。

その場合、相手に求めるべき素養は、
① お金にだらしなくないこと。
② 不正直でないこと。
③ 大事なことで隠し事がないこと。
④ プライドがある人。
④ なによりも自分を尊重してくれること。寛容さ。
⑤ 二人で楽しく過ごそうという意思があること。
などだろうか。

あとでお金のことでいやな思いをしないように
自分が律することは
① お金の管理をきちんとする。
② 男を立てるつもりなら
   割り勘だとしたら10円でも100円でも多く払ってもらい感謝する。
③ 金の貸し借りは絶対にしない。
④ 話し合ってなにがどのぐらい一緒にできるかを
   はっきりしておく。
⑤ 自分が妥協するのが嫌なことがあるように、
   向こうにも嫌なことがあるのを理解する。

確かに収入も大事だが、
もっと大切なことを見失わないように
前向きに楽しく過ごせればそれに越したことない。
自分が元気で働いていれば食うに困ることはないのだから。
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by decoppati | 2006-04-23 12:19 | 女性のハンディ

当直室で寝ると痒くなる。

病院には当直室というのが用意されており、
当直の医師はそこで寝たり、
場合によって待機することになる。

病棟の奥だったりすると
夜中患者のうめき声が響いてきたり、
霊安室の隣だったりすると、
線香の匂いとともにすすり泣きが聞こえてきたり、
建物の一番上にあって見晴らしがいいが、
よくみると見渡すばかり一面お墓だったりする。

大体、当直室は病院の中でも奥まったところ、
ただでさえ湿気がこもるようなところに設置されていることが多い。
日中には締め切った部屋の中であるからして、
なんともカビくさいような湿気があるようなところが少なくない。
大体どこでも、エロ本やゴルフ雑誌、
要るんだか、要らないんだかわからないダンボールなどが散乱しており、
それの上に埃が溜まってたりもする。
寝具はというと、どこでも
いつクリーニングしたのかわからないマットレス、枕、
掛け布団をずーっと使用している。
リネンだけは取り替えているものの、
それも病院によって毎日ではないところもある。

かくして、当直室で寝ると体中が痒くなることも少なくない。
痒くなったり発疹がでるのが嫌で、
当直室には必要最小限しかいないことにしたりもする。
結果、睡眠がなおさらとれなくなる。
そういうとき同じ科の仲間に聞いても、
まず同じように困ってる人がいない。

それでもある日勝手に
マットレス、枕、掛け布団をクリーニングに出してもらい、
(外勤先でもそういうふうにお願いする。
 リネンが交換してなければ絶対寝る前に交換する。)
大事なんだかどうかわからないエロ本も雑誌も
ずっと放置してあれば一気に廃棄し、
ダンボールの中身もちらっと精査して大体捨てちゃう。
バルサンを自腹で買って、適当なときに焚いておく。

その後は見違えて快適になるもので、
そうなってみると現金なことに下級生が、
「最近、体に発疹がでなくなったー。」とかいって喜んでたりする。

男性陣は自分でそこまでするほど困らないらしいが、
私はやっぱり耐えられない。
別に潔癖症ではないし、ずぼらな部類な私でさえも。
気が付いたものほど、仕事が増えるのが道理である。

ちなみにリネンが新しくても、
怪しい寝具に止むを得ず寝る羽目に陥ったら、
どこか病棟から洗ってあるバスタオル、タオルケットをぎってきて、
枕をぐるぐる巻きにし、体をタオルケットで蓑虫にするのがお勧め。
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by decoppati | 2005-08-26 17:53 | 女性のハンディ

セクハラ行為

よもや患者には害が及ばないものの、
実は、
同僚、部下、学生、看護婦などをターゲットにして
軽犯罪では?というほどのセクハラをする人は多い。
女性が男をもてあそぶ例は知らない。
圧倒的に加害者は男性医師である。

飲みにいったときなど病院の外でのことを問題にしているのではない。
問題は、病院の中、実習中、仕事中のオサワリなどである。
カンファレンスのときに手を握ってきたり、
腕をずっとさすっていたり、腿を撫でようとしたり。
髪の毛をいじってきたり、顔を撫でたり。
こんなこと男同士でしてるのはみたことない。
女とみてナメテかかっているのは明らかである。
露骨にお尻を教授や学長に撫でられたこともあった。
同じ科ではさすがに遠慮されたものの、他の科の上位の医師たちに
ちょっとした隙に胸を思い切り揉まれたりした。
学生のとき、眼科の実習で細隙灯の操作の練習をする際に
暗いのをいいことに、眼科の講師に後ろから抱きつかれて
腰をヘコヘコと押し付けられ、胸を揉まれたこともある。
暗いところですぐそばに患者が沢山待っているので、
その当時は講師に罵声を浴びせて大問題になるのを躊躇してしまった。
そのかわり、知ってる女学生全てにその話をして警戒を促し、
グループに女子がいる男子学生たちには、
監視して女子を守るように促したけど。
ほんとにやばい例では、学生、看護婦、レジデントを相手に
院内でレイプ(未遂も含めて)事件を起こす不届きものも稀にいる。

手術のときに、だれかの肘が胸にあたることはあるが、
たいていは不可抗力であって、わざとではない。
でもときにこっちが手を使えず振り払うことができないときに
わざと胸に手を置く人もいる。
まあ、今ではどんな立場の人に対しても、止めて欲しいことは
はっきりいうのに何の躊躇もないが。

もちろん、たまたま触ってしまったとか、
不可抗力には目くじらを立てはしない。
しかし、これらはすべて確信犯なのである。

こういうことやる人たちは「減るもんじゃないだろー」というが、
人の尊厳を踏みにじる行為であることに思い至らないようである。
減らなきゃOKというのが論拠なら、レイプも正当化されてしまう。

最近はどこでもセクハラ対策委員会を設置して
秘密で相談にのるシステムが構築されたりしているが、
これがまた曲者である。
大体、大学病院でも理事長、学長、院長のレベルこそが
もともとセクハラ大魔王だったりするわけで
この人たちがこういうことを本気で理解したり、
誠実に取り組むわけがない。
世間体や社会環境を気にしているだけで実がないことだ。
相談しても面白がられるのが関の山かと本気で思う。

だからいまだに、自分でいろいろ工夫して周囲を巻きこんで
根底から環境や意識を改善していくのが地道だが確実な道と思える。
上位に女がいれば女子には心強いのではないかと思う。
若い先生、医学生、看護婦は中堅以上の快活な女性医師に
何かあったら相談して、うまく突き上げてもらうのも手かもしれない。
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by decoppati | 2005-04-23 15:45 | 女性のハンディ

変態医師

都立病院医師が事実認める 診察装い、全裸を撮影

男性が合法的に入手したポルノを個人的に楽しんだり、
エロ話が好きだったりしても、
全然異常だとか変態だとか思わない。
しかし、私の知る限り、周囲の医師や学生で
たとえ手術などで患者の意識がないとしても
患者を性的に貶めたり、ふざける人をみたことがない。

ニュースになった医師、以前から散発している
診察室でのレイプやいたずらをする医師など、
とにかく性的な嗜好を仕事に絡めて
暗く喜んでいる奴は明らかに変態で異常としかいえない。
こういうのは常軌を逸した職権乱用であって、
患者の病気を踏み台に自分の快楽にふけることができる時点で
医師である資格などない。

ただ、こういう例が散発するせいで、
罪のない男性医師がぬれぎぬを着せられそうになることもある。
診察室で普通に診察していたのに、
後になってされてもいない変態行為をされたと作話して
クレームつける厚顔無恥な女性も世の中にはいる。
以前、上司にそういうクレームがついたとき、
その女性は気が付いていなかったが、
幸いそのすぐ隣で私が仕事をしていて、
中の様子が筒抜けだったので
なにも問題行為などなかったことが簡単に証明できたことがある。

患者を直に触る機会が多い医師側での常識は、
診察室で患者と二人きりにはなるべくならないようにすることである。
必ず、看護婦やレジデント、学生などを同席させることが奨励されている。
ずっと横にいなくても、診察室に出入りしているだけでもいい。
敢えてこういうことを嫌がる医師は、秘密で謝礼を受け取りたいとか、
診察に自信がないとか、変なことをしたいとか、何か怪しい匂いがする。

それにしてもそこまでして裸の写真が
撮りたかったのかなんて全然理解できない。
職業柄、はっきりいって人の裸を見慣れているわけで、
ことさら仕事場のそれを性的な意味に考えるなんて無理がある。
これで医学記録用の写真までもが
ひっくるめて考えられるようになるだろうし、
いろいろやりにくくなることだろう。
脳外科では小児の稀な先天奇形などで
全裸の写真記録をさせていただくこともある。
こういうときには女性医師が重宝みたいで、
女児のときなど特によく立ち会わされた。
もちろんご両親や本人に用途やプライバシー保護の方法などを
十分に説明して承諾いただいて行うのであるが、
いたいけな女児がかわいそうになることもある。
医療記録用の撮影はちょっと昔でもこういう手順を踏んでいたから、
用途説明や承諾を省いて撮影するなんて
とにかくおかしいと思って応じる必要なんてない。
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by decoppati | 2005-04-21 21:40 | 女性のハンディ

かたや女の医学生や医者は...

今はどうか知らないが、少なくとも私が学生の時は
男子学生や特に文系に進んだ女子学生が
ガンガン合コンにいそしんでいるとき、
女子医学生をターゲットにした合コンなんてものはあり得なかった。
合コンに行きたい人は、
多分学外の知り合いのツテで参加していたと思う。
例外は東京女子医大で、
ここだけには頻繁に他の医大や国立大、有名私立大学から声がかかって、
そういう活動に精力的な人たちは毎日のように合コンに行っていた。

とかく、女医とか女子医学生なんていうものは
エロ系やメディア、ドラマなどバーチャルな世界では、
気持ち悪いほどもてはやされているが、
現実となると、出会った人からは引かれることのほうがが多い。

引かれるならまだしも、
昔、学生の時に旅行でユースホステルに泊まった際、
学生証を出せといわれて出したら、
宿のオヤジにいわれもない説教をくらって不愉快だった。
違う職種のある種の男性からは、
お門違いの妬みや劣等感をいきなりぶつけられることもある。
幸い、学生の時から今に至るまで、
外見からは美術系とかダンサーとかに間違えられることが多いので、
とにかく必要がない限り、
本当の専攻や仕事のことは話さないようにしてきた。
新しい人とは知己を得てしばらくして、
思い出したように職業を聞かれた頃に言えば
なんのことなく聞いてもらえて安心する。
こんなことで自意識過剰みたいな対処をするのは
本意でないが、自己防衛のためいたしかたない。
やっぱり、仕事がなんであれ、先入観なく
あるがままの私として受け取ってもらうのが楽なのである。
友人同士で遠慮やへつらいは要らないのだから。
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by decoppati | 2005-02-20 02:59 | 女性のハンディ

見苦しいのは困る。

およそ女らしくはない私であるが、
それでも仕事中、最小限見苦しくないように、
気をつけたいことは意外とある。
人の目を気にするというより、敢えて人に不快感を与えないために。

疲れてる時、医局のソファをみると倒れこんで、
ゴロゴロしたい欲求に駆られる。
現に男性陣はよくソファに腹出したり、パンツ出したりして、
ゴロ寝して気持ちよさそうにしている。
まあ、そんなアザラシみたいに女が寝てるのは
男の何倍か見苦しいだろう。
大体、下品な先輩達から「誘ってるのかと思った」とか
下卑た冗談をいわれるのがオチである。
いちいち構われるのは面倒くさい。
だから周りに人がいない時や夜中しか魅惑のソファゴロ寝はしない。

看護婦さんに指示を出すにしても、
男性医師はたとえ2-3年目の若造でも
経験10年の看護婦にさえ命令口調や
犬にいうような言い方をすることが多いが、
女同士がそういう感じでやっていると、望むと望まざるとに関わらず、
周りからみて非常に奇妙な感じであろう。
新米の看護婦さんや若い他科の医師にも、
できるかぎり社会的敬語で接するようにしている。

その他、人前でもオナラやゲップ、歯ぎしり、いびきと、
男性医師は恥ずかしがらずにやり放題である。

また女性の場合、家で寝るときブラジャーをしないが、
病院ではそうはいかない。
当直のとき、医師はいつ何時でも呼び出されて即座に駆け付けるため、
そうそうノーブラで現れていいものではない。
そういう事態を避けたければ、2連直、3連直となったら
風呂に入るとき意外、ずーっとブラジャーしっぱなしになる。
肩が凝る。跡がつく。夏なんか汗疹ができそうになる。

こうしてみると男性は仕事場でも
自分のうちの居間の様に振る舞えるのである。
それにしても、仕事の拘束時間が長く、疲労困ぱいしているときぐらい、
居間にいるかのように振る舞えたらどんなに楽か。
ただ、誰もいないときは自由だが、
人前で偽悪的に振る舞って男性化する必要もない。
こんなとき性別は窮屈なものである。
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by decoppati | 2005-02-01 00:38 | 女性のハンディ

仕事での体力

一般にやはり体格の勝る男性のほうが体力もありそうに思うが、
それがあながちそうともいえない。
アスリートやプロレスラーなどの体力という意味ではなくて、
救急現場で必要な体力は、
いかに多忙で寝不足が続き、どんなに空腹が続いても
仕事中には大体ムラなく仕事を綿密にこなし、
周囲に当り散らすことなく平静を保つという類のものである。

この仕事をしてむしろ先輩たちに指摘されて初めてわかったのが、
「女性のほうがこういう類の体力がある」
かもしれないということである。
これは入局してどこの施設でもいわれてきた。

一般的に人間というもの、やっぱり寝ていなくて、食べていなければ、
まずいらいらするし、仕事が億劫になるし、雑になる。
だが、そんな同級のレジデントたちを尻目に同期の女医さんもわたしも
結構、セルフコントロールすることに成功していたようで、
明るく楽しそうにみえていたようだ。
やはり伊達に男性より脂肪がついているわけではない。
らくだみたいなものだ。

逆に多忙、寝不足、空腹に極端に弱い人もかなり多い。
そういうときに大きなムラがでるというのは困った問題で、
あたった患者さんは迷惑である。

ただ救急現場では、
3日3晩働きづめで一睡もしておらず、
まともな食事もとれず、丸一日以上固形物を摂取する時間がとれない
というような究極の状態もままある。

こういう事態になってみてはじめて気が付いたことがある。
こういうときは全身の筋肉が疲労のあまりだるくなってしまい、
挙句、顎の筋肉さえだるくて動かすのにかなり労力を要するようになる。
だからやっと時間ができて食事をとれることになっても、
咀嚼のために顎を動かすのが結構大変である。
普通の生活をしているとわからない。
男性の下級生などではこういう究極の疲労状態になると
気持ち悪くなったといって、ご飯の時間にちゃんと食事をとらず、
その時間も惜しんで寝ていたいという人もでる。
その結果、男性医師ではこういう忙しい施設にいると
どんどんやせていく人が多い。(その点だけはうらやましい。)
また、そのため体力も落ちて悪循環となる。

寝られないときは、だるくても食べる。
食べられないときは、寸暇を惜しんで寝る。
どっちもできるならできるときにしておく、というのが
超多忙施設にいるときに自分で課している心得であるが、
幸い、今まで倒れたり、仕事を休んだりしたことがない。
(その結果、そういう施設にいるときはなぜか体重がぐんぐん増える。
 次にいつ食べられるかわからないといった焦燥感がつのり、
 食べられる度に大食いしていいのだという誤った考えを
 自己正当化しているため。)
なにより丈夫な体に育ててくれた両親にいまさらながら感謝である。
しかし、こんな究極の状況でも、当然ながら間違いは許されないわけで、
緊張感からくる気力というのがどんなときにも一番大切かも知れない。
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by decoppati | 2005-01-08 02:41 | 女性のハンディ