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どこからが問題?

看護師さんたちをみていると、
自分の体を患者に密着して看護行為を行う必要があることが多い。
入浴や体位交換、着替え、車椅子へのトランスファーなど。
患者さんの手を自分の首にかけて抱きかかえることは当たり前。
しかも彼女達は職務に忠実に笑顔でそれらを行うわけで
本当に頭が下がる。

わが国の習慣として、
一般の生活で赤の他人に体を触られることはないわけで
わたしはといえば、そういうのが苦手なのである。
中年以上の女性でよくみうけられる現象で
自分の症状を説明するのに自分の体で指差さず、
突然、わたしの体のいろんな部分を触って説明しようとするのだが、
これでさえ本当に気持ち悪い。

こういう場合、
自意識過剰になってはいけない、と
己を諫めなければいけないような気風が医療現場にはある。
が、反面、こういうときに乳房を揉んできたり、
必要以上に積極的に密着してきて、
明らかに恍惚となっている男性患者も当然少なくないわけで、
やはり、こういう下品な攻撃には極力会いたくない。
巷では路上で胸揉んだり、
服の上からでも股間や太もも触ったりすれば
軽犯罪になるようなのに、病院のなかはなぜか治外法権に近い。
「外交官特権」ならぬ
「患者特権」があるかのように感じることが本当は多い。

はっきりしておきたいが、
病による意識障害や精神障害、症状のためにこうなる人は別である。
彼らは病気であって、真面目に憤る対象ではない。
ただ、問題なのは、病との直接の因果関係なく
「患者特権」を振りかざす恥知らずな人たちなのだ。

品のない下ネタ関係の質問や
陰部の露出攻撃など、
巷でセクハラといわれるような例を挙げたらきりがない。
これらに憤ることなく、
笑顔のままやんわりとやり過ごすものだというのが
気味の悪いことに病院内の不文律なのである。
看護師や医師を含めた女性スタッフは風俗嬢ではないし、
そんなあしらいスキルは覚える必要すらない、と思う。

病院はなぜ、サービス料をもらっているわけでないのに、
それほどまでにサービスに徹しなければいけないのか。
嫌な思いをするのは病院上層部ではなく、
直接の被害者から上層部へはその深刻さが伝わりにくい。
病院の中でこの問題にきちんと携わる部署を作って、
明らかに問題のある患者に対して常に毅然と対応し
あくまで患者が変な行為を中止しない場合は
診療を拒否する必要があると思う。

最近は「ドクハラ」というのが声高に叫ばれていて、
いろんな事例が紹介されているのをときに目にする。
酷い例もいろいろあるのだろうが、小さなことでも
がんがん告発できるし警察関与にして調べてもらえるようである。

一方の医療関係者側、
どこの病院でもどこの部署でも、毎日相当のセクハラを受けてる。
男性スタッフに対してだって、
気味の悪いことをいってくる女性患者もいる。
ストーカー患者に悩まされてる男性医師も決して少なくない。
よっぽど強姦未遂、殺人未遂ぐらいまでいかない限りは
じっと我慢の子で耐え忍ばざるを得ないというのは
誰も察してくれないが事実なのである。
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by decoppati | 2006-07-10 00:49 | 女性のハンディ